農林水産省のまとめで、全国の遊休農地が9万7814ヘクタールあって、農家の高齢者問題や担い手不足で、農地が有効利用されてないってことです。
※農林水産省のHPは、”保護されていない通信”と表示されてるので、リンクは貼ってません。
遊休農地を活用したいときどうすればいいか
農地中間管理機構(農地バンク)を活用すると、手続きの大幅な改善・簡素化で速やかな解消がはかれます。
- リタイヤするので農地を貸したいとき
- 利用権を交換して、分散した農地をまとめたいとき
- 新規就農するので農地を借りたいとき
遊休農地を放置してると農地の固定資産税が1.8倍に課税が強化されます!
農業委員会が毎年1回、農地の利用状況を調査。遊休農地の所有者などに意向調査を実施して、意向どおりの取り組みを行わないと、農業委員会は農地中間管理機構との協議を勧告し最終的に都道府県知事の裁定により、農業委員会が農地中間管理機構を取得できるよう措置。
機構への貸し付けの意思を表明せず、自ら耕作の再開も行われないなどで、遊休農地を放置していると課税か強化されます!
農地の相続人の所在がわからないなど、所有者不明となってる遊休農地は、農業委員会による公示、都道府県知事による裁定を経て、農地中間管理機構が借り受けることができるようになったそうです。
課税を強化されないために
これはシンプルで、農地中間管理機構を利用するか、自分で耕作するか、誰かに貸し付けるか、売却するかで対応するパターンですね。
考察
遊休農地があるのは農林水産省のまとめのとおり、 ”農家の高齢者問題や担い手不足で、農地が有効利用されてない”ってことなんで、自ら耕作するのは難しいし、貸し付けるにしても近所に耕作できる体力がある方がいないとできないんで、遊休農地を解消するのはなかなか難しい問題ですね。
自分の近所では、農地所有者(高齢者)やシルバー人材センターに頼んで定期的に除草したり、果物の樹木を育てたりしてるんで、日中働いてさらに農作業となると、相当の体力が必要で自分にはできないです...(;^_^A
農地転換して活用できる方法としては、
- 賃貸住宅用地にする
- 商業施設や工場を建てる
- 太陽光発電の設置
- 駐車場として貸し出し
活用方法によっては、農地を宅地に転用しないといけないし、メリットもあるけどデメリットも多く、売却するにもある程度利便性がないと厳しいと思うので、活用するにも地域特性にもよりますな。