忙しい仕事、プレッシャー、人間関係──
サラリーマンをしてると、色んな悩みが尽きないっスよね…
「頑張らんと!」と気合いを入れる精神論も大事やけど、実はもっと簡単に気持ちを軽くする方法がありました。
それが今回のキーワード、
「話すことは、離すこと」
心理学的にもちゃんと根拠がある心の整理術なんです。
この記事では、サラリーマンにこそ実践してほしい“話すこと”の効果と、すぐにできる気持ちの整え方を紹介します。
画像引用:O-DAN
「話すことは、離すこと」ってどういう意味?

心理学では、悩みや感情を言葉にして外に出すことを「カタルシス」と呼びます。
これはギリシャ語で“浄化”を意味する言葉で、心の中に溜め込んだストレスや不安を、誰かに話すことで「手放す=離す」ことができるという考え方です。
実際に、誰かに悩みを話しただけでスッキリした経験、ありませんか?
これは、感情を外に出すことで脳が整理され、自動的に心が整っていく自然なプロセスなんです。
話すことで得られる3つのメリット
・感情の整理ができる
頭の中のごちゃごちゃを「言語化」することで、悩みの全体像が見えてきます。
・共感による安心感
誰かに「わかるよ」と言ってもらえるだけで、心がふっと軽くなります。
・思考のスイッチが入る
話すことで、思考が“内向き”から“外向き”へ切り替わり、前向きなアイデアが浮か ぶことも。
話す相手がいない?大丈夫。ひとりでも「離せる」方法
・スマホのボイスメモで独り言を録音してみる
・ノートや日記アプリに気持ちを書き出してみる
・枕に向かって、今日のもやもやを話してみる(案外スッキリします)
「誰かに話す」ことが難しくても、自分の外に出すことがポイント。
目に見える形にするだけで、感情は落ち着くはず。
弱さではなく、強さとしての「話す力」
我慢することが美徳とされる日本のビジネス社会。
でも、本当に強い人とは、自分の感情を認めて扱える人のことです。
「話すこと」は、あなたの人間性や自己理解を深め、周囲との信頼関係にもつながります。
【まとめ】
- 悩みは、話すことで「離せる」
- 一人でもできる“言葉の整理術”がある
- 「話すこと」は自分の心を守る、立派なビジネススキル
あなたが今日も頑張っていることは、誰かがちゃんと見ています。
だからこそ、頑張りすぎず、「話して、離す」時間も大切にしてくださいませ。
無理して自分がつぶれたら、元も子もないですしね!
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