休み明けに「会社に行きたくない…」その気持ちは自然なもの
休みのあと、「またあの日常が戻ってくるのか…」と考えると、どこか憂鬱になりますよね。
そんな感情を抱えているのは、あなただけではありません。
yuunagi19もそんなひとりです。
実際、多くの人が休み明けに「出勤うつ」や「仕事行きたくない症候群」のような状態になります。
これは怠けではなく、人間の心理的な“揺り戻し”によるものです。
今回は、心理マネジメントを学習しているyuunagi19が、心理マネジメントの観点から、そんな“休み明けブルー”を少しでも軽くするためのヒントを5つお届けします。
画像引用:O-DAN
1.「休みボケ」は“悪”ではないと理解する

まず大前提として、「休みボケ=ダメな自分」ではありません。
人間の脳には環境適応に時間がかかる性質があります。
リラックスモードからビジネスモードに一瞬で切り替えるのは、実はとても不自然なこと。
ここで必要なのは、「うまく切り替えられなくても大丈夫」という自分への許可です。
2.月曜日は“慣らし運転”と割り切る
休み明けの月曜日は、全力で走らないと決めましょう。
むしろ「今日は仕事に慣れるだけでOK」と、8割以下の力で過ごすことがポイントです。
これは「最小限のエネルギーでストレスを減らす」という心理的セルフマネジメント法。
いきなりトップスピードを求めず、”1日かけて“気持ちのアイドリング”をする感覚で臨んでください。
3.自分を“やる気がない”と責めない
「やる気が出ない」「集中できない」
そんな自分を責めていませんか?
実は、「やる気」は“出すもの”ではなく、「出てくる条件を整える」ものなんです。
心理学では、作業興奮(task-induced motivation)という現象が知られてます。
つまり、小さな行動を始めることで脳が活性化し、やる気が自然にわいてくるんです。
まずは「5分だけメールチェックする」「席に座ってみる」など、小さな一歩から始めてみてください。
4.楽しかったっ休日は“充電完了”と捉える
「あんなに楽しかったのに…」と振り返るたびに、現実がつらく感じがしますよね。
そんなときは、考え方を次のように変えてみましょう。
👉 「私は十分に休みを取った。今はそのエネルギーを活かす番だ」
楽しい時間は“失われた”のではなく、“充電された”と考えます。
そのポジティブな記憶を、これからの日常を乗り切るためのエネルギー源に変えてみましょう。
5.帰宅後に“小さな楽しみ”を用意しておく
休み明けの最初の数日は、「仕事のため」ではなく“ご褒美のために頑張る”くらいがちょうどいいんです。
- お気に入りのスイーツを買っておく
- 帰ったら映画を観ると決めておく
- ベッドに新しい枕カバーを用意しておく
小さなことでOKです。
「今日はこれがあるから頑張れる」という日常の楽しみを1つ準備しておくと、心理的ハードルがぐっと下がります。
まとめ|「憂うつ」は“立ち上がる前の一時停止”
休み明けの憂鬱は、あなただけの悩みではありません。
多くの人が同じように、「戻るのがつらい」「切り替えられない」と感じてます。
ですがその感情は、前に進むための“ワンクッション”のようなものと思ってください。
今はまだアクセルを踏まなくていい時期です。
まずはギアをニュートラルにして、深呼吸を一つ。
明日の自分は、今日より少しだけ楽に感じているかもしれません。
その小さな変化が、ストレスに強い自分をつくっていきます。