仕事帰りに心をリセットする”マインドフルネス”疲れを翌日に持ち越さない習慣術

仕事終わり、なんだか頭がずっとモヤモヤ…。
帰宅しても気持ちの切り替えができず、ずっと仕事のことが頭から離れない──そんな経験、ありませんか?
そんなときに役立つのが、「マインドフルネス」という考え方です。

画像引用:O-DAN

マインドフルネスとは何か

マインドフルネスとは「いまこの瞬間に意識を向けること」

雑念や過去・未来の不安ではなく、「今、呼吸している自分」「今、歩いている自分」など、自分が感じることを意識することです。

ポイントは、「判断せずに、ただ気づく」こと。
「今、自分は疲れている」「息が浅くなっている」──そんな風に、ありのままの自分に気づく時間です。

アメリカの医療・教育・ビジネスの現場でも導入され、ストレス軽減や集中力アップ、睡眠改善などの効果が実証されています。

仏教の“瞑想”をベースに、アメリカで医療・教育・ビジネス界に広がった、科学的にもストレス軽減・集中力アップ・睡眠改善などの効果あります。

なぜ仕事帰りにマインドフルネスが効くのか

働いている間、私たちの脳はずっと何かを考え続けています。
しかも、帰り道でも「明日の会議どうしよう」「あの対応まずかったかな…」と、頭の中はフル回転。
これでは、体は帰宅しても“心が帰ってきてない”状態です。

マインドフルネスは、そんな“暴走しがちな頭の中”を、いったん落ち着かせてくれます。
「今、呼吸している自分」に意識を戻すことで、脳をリセットし、家に帰ってからの時間をちゃんと“オフ”にする準備ができるんです。インドフルネス3選

今日からできる!仕事帰りのマインドフルネス3選

1.歩行瞑想(通勤時や帰宅途中に)

「足が地面に触れる」「踏み出す」「地面を感じる」などを意識しながら歩く
→ スマホを見ず、呼吸と足の動きに意識を向けるだけでOK

2.3分呼吸瞑想(座ったまま目を閉じて)

背筋を伸ばして、3分間だけ「吸ってる/吐いてる」を意識して呼吸
→ 頭の中の雑音が“少しだけ静か”になる感覚が出てきます。

3.食事瞑想(夕飯のときに)

目の前の食べ物を「見る」「香りを感じる」「ゆっくり味わう」
→ 食べることが“作業”になっている人におすすめ。

食材の色、香り、温度、噛む音に気づく

「食べる」という体験を、五感でしっかり味わう

それだけで、食べること=リラックスに変わります。
気づけば、食後の満足感や睡眠の質まで変わってきますよ。

脳科学の研究でも、感情のコントロールをつかさどる脳領域の活動が変化します。

心理学の用語で言えば「ストレスコーピング(ストレスへの対処)」のひとつ。

1日5分でも効果アリ、まずは「やってみる」ことが大事!

まとめ

リセットできる人が、次の日を軽く生きられる
仕事の疲れは、放っておくとどんどん蓄積します。
だからこそ、毎日「区切りの習慣」を持つことが大切。

マインドフルネスは、道具もお金もいらず、ただ「気づく」だけのやさしい習慣です。
明日もまた前向きに働くために──
今日の帰り道から、ちょっとだけ「いまの自分」に目を向けてみませんか?

自分を操り、不安をなくす 究極のマインドフルネス [ メンタリストDaiGo ]

価格:1540円
(2025/4/15 20:55時点)
感想(8件)

話すことは、離すこと。サラリーマンの心が軽くなる“言葉の整理術”

忙しい仕事、プレッシャー、人間関係──
サラリーマンをしてると、色んな悩みが尽きないっスよね…

「頑張らんと!」と気合いを入れる精神論も大事やけど、実はもっと簡単に気持ちを軽くする方法がありました。
それが今回のキーワード、

「話すことは、離すこと」

心理学的にもちゃんと根拠がある心の整理術なんです。
この記事では、サラリーマンにこそ実践してほしい“話すこと”の効果と、すぐにできる気持ちの整え方を紹介します。

画像引用:O-DAN

「話すことは、離すこと」ってどういう意味?

話すこと

心理学では、悩みや感情を言葉にして外に出すことを「カタルシス」と呼びます。
これはギリシャ語で“浄化”を意味する言葉で、心の中に溜め込んだストレスや不安を、誰かに話すことで「手放す=離す」ことができるという考え方です。

実際に、誰かに悩みを話しただけでスッキリした経験、ありませんか?

これは、感情を外に出すことで脳が整理され、自動的に心が整っていく自然なプロセスなんです。

話すことで得られる3つのメリット

・感情の整理ができる
 頭の中のごちゃごちゃを「言語化」することで、悩みの全体像が見えてきます。

・共感による安心感
 誰かに「わかるよ」と言ってもらえるだけで、心がふっと軽くなります。

・思考のスイッチが入る
 話すことで、思考が“内向き”から“外向き”へ切り替わり、前向きなアイデアが浮か  ぶことも。

話す相手がいない?大丈夫。ひとりでも「離せる」方法


・スマホのボイスメモで独り言を録音してみる

・ノートや日記アプリに気持ちを書き出してみる

・枕に向かって、今日のもやもやを話してみる(案外スッキリします)

「誰かに話す」ことが難しくても、自分の外に出すことがポイント。
目に見える形にするだけで、感情は落ち着くはず。

弱さではなく、強さとしての「話す力」

我慢することが美徳とされる日本のビジネス社会。
でも、本当に強い人とは、自分の感情を認めて扱える人のことです。

「話すこと」は、あなたの人間性や自己理解を深め、周囲との信頼関係にもつながります。

【まとめ】

  • 悩みは、話すことで「離せる」
  • 一人でもできる“言葉の整理術”がある
  • 「話すこと」は自分の心を守る、立派なビジネススキル

あなたが今日も頑張っていることは、誰かがちゃんと見ています。
だからこそ、頑張りすぎず、「話して、離す」時間も大切にしてくださいませ。

無理して自分がつぶれたら、元も子もないですしね!

今日から使える行動心理学 スッキリわかる! 人の本心は、しぐさや行動で見抜け [ 齊藤勇(心理学) ]

価格:1320円
(2025/4/13 15:02時点)
感想(0件)